ホッホーとは、ふくろうの鳴き声です。また、「なるほど、なるほど、ホッホー」と感心する声でもあります。


by hohho-biny
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2010年 03月 29日 ( 1 )

石井桃子展

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展覧会情報をブログに載せるのは、会期が終わらないうちにしてほしい・・・
との声がありましたので、今回は急いでUPします。  4/11までです。
ホッホーもいろいろ忙しくしており、情報をUPしないうちに終わってしまうこともしばしばで・・
スミマセン。
実は、編集してUPするのって時間がかかるのですよ~ 読むのは簡単でいいですけどね~

先週の土曜日、「石井桃子展」に行きました。
京王線の芦花公園駅で降りて6~7分歩いた所に、世田谷文学館があります。
そこで、児童文学者でもあり、翻訳家、編集者であった石井桃子の生涯にわたる全仕事の展覧会が開催されています。


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文学館の入口では、桜の花が三分ほど咲いていて、花冷えにもかかわらず、青空に映えて美しい姿でした♪











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石井桃子さんは、2008年4月に101歳で逝去されましたが、その生涯で関わったお仕事の幅の広さとその質の高さと、積み上げた時間の長さにただただ敬服するばかりです。豊かさをありがとうございます。
ホッホーが初めて彼女の本に出会ったのは、小学校に入ったばかりのころで、当時出始めた岩波の子どもの本でした。
ホッホー文庫の絵本棚を眺めると、あの本もこの本もその本も・・・石井桃子訳です。
彼女の生き生きとした日本語の名訳で、多くの海外の名作に出会いました。
人生の晩年にもう一度ゆっくり読み返して至福の時間を味わいたいと思います。
戦中戦後の混乱した時代に、女性が自立して、未来の子どもたちにつながる大きな足跡を遺したことにあらためて感動しました!
彼女の活動なくして、子どもの本の現在はあり得なかったと思うのです。



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ディック・ブルーナのうさこちゃんのシリーズは、福音館書店の松居直氏がオランダの図書館で見つけて石井さんに翻訳を頼んだものです。

この絵本は、この春、幼稚園に入るひなちゃんにプレゼントします。







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イギリスの児童文学「熊のプーさん」が石井桃子訳で岩波書店から世に出たのは、
1940年(昭和15年)でした。
プーさんの登場動物は、みんな個性的なキャラの持ち主で、ホッホーはもちろん「フクロ」が好きですが、どの動物たちも、その辺にいるあの人に似ていたりするので笑ってしまいます。

ピーターラビットの絵本シリーズも
バージニア・りー・バートンの絵本も
ファージョン作品集もみんなみんな石井桃子訳です。





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これは岩波書店編集昭和29年初版の私の本です。
かなり日焼けしていて、表紙カバーはもうボロボロです。










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これは、当時から50年の時を経て、石井桃子が百歳間近で改訳した本です。
暇を見つけて読み比べてみようと思っています。










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今回の展覧会の図録です。
私が行った日に完売となりました。
でも増刷されると言っていましたから、
ご安心ください。
♪この表紙に”みみずく”がデザインされているのです!!♪
by hohho-biny | 2010-03-29 23:59 | ホッホー文庫