ホッホーとは、ふくろうの鳴き声です。また、「なるほど、なるほど、ホッホー」と感心する声でもあります。


by hohho-biny

2008年 01月 14日 ( 1 )

二十歳のころ

f0139963_13104659.jpg今日は成人の日。曇り。とても寒い。
毎日新聞余禄欄を読みました。
★きょうは成人の日。まだ実感が伴わず、将来の選択に戸惑っている人が多いだろう。スポーツなどの特技を生かす道を選び、実践修行さなかの若者もいる。既に実社会で挫折のほろ苦さを味わった人もいるはずだ。
★青春は他人がみな、優れて見える時期でもある。焦ることはない。遊びも悩みも、すべてが貴重な蓄積になる。ただ、それは歳月を経て、やっと見えてくる。だから、自分になにができるかに迷い、もう一歩を踏み出す決断がつきにくいのも無理はない
★人生ってそう難しく考えないでいい。両親や周囲の年長者に「そのころ」を聞くことから始めてみないか。成人の節目なら、まじめに向き合える。身近な人たちがどんな道のりを歩き、どんな局面を乗り越えたかを知れば、自然に肩の力も抜けるだろう。

f0139963_13293178.jpgそこで、私の二十歳のころを思い返してみました。
当時の記録をひも解くと・・・

♪その年は午年(うまどし)で、詠んだ短歌♪
       ★ 夢多き乙女なれどもその夢を
               見果てぬ程の頓馬なりけり
ホッホー!その頃から夢多き頓馬のままです!

♪学生時代の先輩(男)からのメッセージ♪
 「フランソワーズは言う。『私はひとりで行動した。だれひとり私を裁くことも許すこともできないだろう。私ははじめて完全に自分自身になった。やっとのことで一方を選んだ。自分を選んだのだ。』 ボーヴォワール「招かれた女」より」
ホッホー!今読んでも感動します!
当時、サルトルの実存主義が話題になっていて、ボーヴォワールの著書「第二の性」で「女はこうしてつくられる」「女はどう生きるか」を読み、大いに感銘!フランスから来日したサルトルとボーヴォワールの共同生活に憧れ・・・女性解放運動、男女差別撤廃、女権拡張へと歩を進める土台となりました。(懐かしいなあ・・・)
そして働く女になり、結婚、出産、子育てしながらも働き、血と汗を流しながら今も働いています。職業婦人になり、仕事と家庭の両立は何とか実現しましたが、サルトルとボーヴォワールのようにお互いの自由を尊重しつつ共同生活は、残念ながら妄想でした!

♪当時の親友からのエール♪
 「ジャンヌ・ダルクの事ですから、きっと猛烈にハッスルして暑さなんか吹き飛ばしていることでしょうね!」
ホッホー!ジャンヌ・ダルクなんて呼ばれていた時代があったのですねえ・・・
百年戦争で従軍し、フランスを救った英雄的少女ジャンヌ。
私は何と戦い、何を救おうとしていたのか?
何も救えなかったので、まだ火あぶりの刑にはなっていません!

♪私の憧れはインド独立運動の指導者ガンジーとアフリカのガボンに病院を作り、原住民救済に後半生を捧げ、ノーベル平和賞を受賞したシュバイツァーでした♪
暗殺もされず、ノーベル賞ももらえないのは、何もできなかったからです!
それでまあ、今、ブログなんか書いているわけでして・・・あーぁ・・・

谷川俊太郎詩集「私」読了。(思潮社 2007年11月初版)

感銘した詩 「おばあさんが言うこと 少年8 」

  「何もかも多すぎます」
  部屋の真ん中に座っておばあさんは言う
  いろんなものを捨ててきたのに
  ないことにしてきたのに

  おばあさんの宇宙ははちきれそうだ
  数かぎりない星で
  生まれつづける赤んぼうで
  話され書かれるヒトのコトバで

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

青春時代は、憧れ、悩み、戦い、挫折・・・いろいろありました!
その後もいろいろありました!
今もいろいろあります!
人生こんなものかなあ・・・ていうのが、今の心境。

一つだけ手放さなかったもの、それは「私」といつも正直に向き合ってきたことです。

歳月を経て、「遊びも悩みも挫折も喪失も貴重な蓄積になる」と思えるようになりました!
そして、「今の自分に何ができるか?」もわかるようになりましたよ。

       
by hohho-biny | 2008-01-14 15:11 | セピア色の時間