ホッホーとは、ふくろうの鳴き声です。また、「なるほど、なるほど、ホッホー」と感心する声でもあります。


by hohho-biny

2007年 09月 17日 ( 1 )

敬老の日

f0139963_5515345.jpg敬老の日、朝5:35の日の出。
強い風が吹き渡っています。
65歳以上が2744万人、80歳以上が700万人を超えたそうです。
老後の生活設計には、大いに不安があります。
52歳の首相が投げ出し退陣した国で、老化しながらあと何十年生きるのか?と考えると憂鬱です。

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ホッホー文庫には「おばあさんの本」「おじいさんの本」コーナーがあります。
こんな老人になりたいなと思う本を紹介します。
ねこにさかなつりに誘われても「だって私は98だもの」と断っていたおばあさん。
99歳のお誕生日にケーキに飾る99本のロウソクをねこに買いに行ってもらったところが、川に落としてしまい、持ち帰ったのは5本。次の日からおばあさんは5歳になり、「5さいって なんだか とりみたい」「5さいって なんだか ねこみたい」と言ってねこと一緒に出かけ、行動派に変身するのです。

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ぼくが愛用していたブランケットが古くなると「おじいちゃんなら きっと なんとかしてくれるよ」と持っていくと、「ふうむ どれどれ」と言いながら、はさみで ちょきちょき はりで ちくちく すーい すいとぬってジャケットに変身させます。ぼくの成長に合わせて、ベストになり、ネクタイになり、ハンカチになり、くるみボタンになる。そしてぼくがそのおじいさんとのお話を書いたのがこの絵本です。

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72歳、ひとりぶらしのおばあさんが、こっそり始めた内緒のこと・・・
「わたしの おばえているとおりの ふるさとの えを かこう」
かべというかべ、、おしいれ、だいどころのたなは エマおばあちゃんの絵でいっぱい。
なつかしい友だちやふるさとの大好きな絵に囲まれてエマおばあちゃんは幸せです。
絵はバーバラ・クーニー、素敵です。

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ぼくはおじいちゃんと森を散歩するのが大好きで、寄り道しながらいろいろ質問する。
おじいちゃんは、この世にあるすべてのものが祈っている、それぞれの祈り方が素晴らしいとぼくに語る。
「木や草や岩やあらゆるものがじっとして、黙ったまま、天にむかって静かに祈りをしている」と語るおじいちゃんの言葉が素晴らしい。
おじいちゃんは帰らぬ人となり、少年は青年となり、「人間をふくめて自然とは何か」に目覚めていくのです。
by hohho-biny | 2007-09-17 06:59 | ホッホー文庫