ホッホーとは、ふくろうの鳴き声です。また、「なるほど、なるほど、ホッホー」と感心する声でもあります。


by hohho-biny

2007年 08月 19日 ( 1 )

大人の絵本時間

大人の絵本時間_f0139963_67269.jpg昨日クレヨンハウスで
柳田邦男氏の講演を聴きました。
「絵本の心の成長~子どもも大人もそれぞれに~」
柳田氏は「大人こそ絵本を」の活動を始めて8年になります。
テレビやゲーム、パソコンを消して、絵本を読もうと提唱しています。

絵が語る世界、絵本がもたらす心の成長を語ってくださいました。
柳田氏おすすめの絵本をスライドに写しながら、何冊か紹介。
そのうちのホッホー文庫にある絵本を載せます。大人の絵本時間_f0139963_6221542.jpg
「ルリユールおじさん」はパリの路地裏に住む製本職人のおじいさんと大好きな植物図鑑を直してもらう少女との素敵な出会いの本です。
作者のいせひでこさんが旅先で出会った「書物」という文化を未来へつなげようとする手職人の情熱に感動して素晴らしい絵本に仕上げました。
「私はルリユール。いかなる商業的な本も売らない、買わない」

「月夜のみみずく」は、冬の夜更けにみみずくの声を探しにいく父と娘の心温まる触れ合いの絵本。
ホッホー一押しのおすすめです!

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ガブリエル・バンサンの傑作です。人間に捨てられ、野良となった犬が、ひとりぼっちの子どもと出会うまでの悲しみがデッサンのみの描写で綴られています。
絵本の原点と言われています。

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以前ホッホー便でお伝えした詩人茨木のりこさんが十代の終りに書いた唯一の童話が絵本になりました。
「わたしが一番きれいだったとき」(青春)を戦争で奪われたとき、ふと見上げた夜空の降るような星に救われたという思いがこの絵本に詰まっています。
山内ふじ江さんの絵が美しい大型絵本です。
まだまだ沢山の絵本を紹介されましたが、書ききれません。

人生には三度絵本との出会いがある。
自分が子どもだったとき、親になったとき、老いを知り始めたとき。

柳田氏訳の「ぼくは だれもいない 世界の果てで」にサインして頂いたことば
「絵本はいくつになっても 心を やさしくしてくれる すてきな 友だちです」
柳田氏のおすすめ絵本は柳田コーナーを設けてすぐ読めるようにしてあります。
  本日ホッホー文庫開放日です。 午後1時~5時
by hohho-biny | 2007-08-19 07:27 | ホッホー文庫