ホッホーとは、ふくろうの鳴き声です。また、「なるほど、なるほど、ホッホー」と感心する声でもあります。


by hohho-biny
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"おくりびと”に思う

f0139963_6271289.jpg映画「おくりびと」を観ました。
涙と笑いと感動のいっぱい詰まった作品です!!
本木雅弘演じる楽団のチェロ奏者大悟が、職を失い、故郷の山形に帰って納棺師の職に出会い、苦悩する様が描かれています。
死者と家族の間に立って死の旅立ちのお手伝いをする納棺師という職業があることを知りました。
初めて出会った死者を生前の姿に復元していく厳かな作業は、芸術的ですらあります。
日本人の死出の旅立ちへのこだわりが感じられます。
遺された家族の側にさまざまな思いが錯綜し、あの世に送り出す精一杯の心の準備でもあります。



f0139963_6272563.jpg納棺師会社の社長、多くを語らぬ山崎努の存在感ある演技が光ります。
本木の発案で、小山薫堂が脚本を書き、監督は滝田洋二郎。
大悟が、納棺師として、人として、夫として、息子として、どのように死と向き合っていくのかが丁寧に描かれていて、時折流れるチェロの演奏が耳に心地よく鳴り響きます。
音楽は久石譲、チェロがもう一人の主役を勤めます!

私は、死ねば魂は離脱して自由になり、多分「やったぁ~」と思うので、このように厳かな儀式は遠慮してさっさとあの世に行きたいところですが、”おくりびと”はこの世の遺族ですからねえ・・・???




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”おくりびと”の脚本家、小山薫堂の訳した絵本があったことを思い出しました!
フランス語で書かれたものを、小山氏が読み取って訳した絵本です。
縦12cm横27cmのひょろなが~い本。
赤い毛糸が各ページにさまざまな長さで登場して、何かを待っているのです♪
フランス語と日本語で綴られた線だけのおしゃれな絵本です。
素敵な人にプレゼントしたくなります。


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著者デヴィッド・カリ セルジュ・プロック
2006年初版、千倉書房
by hohho-biny | 2008-10-22 07:27 | 映画時間