秋野不矩の絵に会いに行く
2008年 09月 16日
後期高齢者医療制度(この呼び方大嫌い)の対象となる75歳以上の人口が前年より53万人も増えて
1321万人。総人口の一割を超えました。
70歳以上は2017万人(男820万人、女1197万人)
総人口の6人に1人が70歳以上となりました。
私の老後はどうなるの???
首相が投げ出した国の政策なんか当てにならないのですから・・・
働いて働いて働き続けて・・・
ピンピンコロリ!しかありません。
生誕100年を記念して「秋野不矩展」が海辺の美術館で開催されています。
50歳を過ぎてからインドに渡り、大きく画風を変えて、93歳で亡くなる前年までインドの風土や人々を描き続けた不矩さん。
何ものにもとらわれない自由な心で、絵を描き続けた彼女の生き方と情熱に魅了されます。
私は以前から彼女の絵が大好きで、天竜川の奥にある浜松市秋野不矩美術館が開館した
1998年に足を運んだほどです!
土の家(生命の樹) 1985年
村童 1987年
カミの泉Ⅱ 1976年
インド女性 1964年
紅裳 1938年
紅色の着物の女たち
この時代は何を話していたのでしょうか?
秋野不矩は日本画家なのです
朝 1940年
朝顔の花をゆっくり愛でる心
光と影に
レンガの色が調和して
う~つ~く~し~い
回廊 1984年
目の前の河の流れに深呼吸
縦1.2m、横2.3mの大きな作品
黒い点々は、大河をゆく水牛
ガンガー 1999年
絵本の挿絵もあります。
1967年第1刷 岩崎書店 文は円地文子
私が持っているのは、2008年復刊第6刷
1965年発行 福音館書店 文は石井桃子
これは、1975年第18刷
いっすんぼうし
1965年
1968年発行 福音館書店
インド・パキスタン・バングラデシュの昔話
ジャラール・アーメド案 石井桃子 再話
これは、1975年11刷 現在絶版です。
うっとりしてしまう美しい絵本です。
きんいろのしか
1968年