雪の日に雪の絵本
2008年 02月 03日
午前11時、
ゴミを捨てに降りようとしたら、
外階段はこんなに積もっていたので、
サンダルをブーツに履き替えました。
積雪4cm、足跡は私。
裏の児童公園は雪景色。
雪には真っ赤な侘介が
よく似合う。
また鳥が遊びに来た。
雪の当たらない物干しにまで進入してきて、
ぶらさがっているモンチッチとツーショット!
午後5時30分、
雪は雨になり、
建物には灯りがついた。
雪が降ると・・・
キーツのこの絵本を読みたくなります。
朝起きると大雪!黒人のかわいい坊やピーターは大喜びで探検に出かけます。
切り紙や貼り絵で簡素な美しい展開。坊やのいきいきとしたシルエットと共に一緒に雪遊びした気分になります!
キーツはニューヨークの下町生まれ。
独学で絵の勉強。
1963年コールデコット賞受賞。
スイス生まれ、34歳でアメリカに帰化した
ロジャー・デュボアザンの絵は魅力的!
赤、黄色、白、黒、灰色だけで描かれていて
すっきり鮮やか!
お百姓さん、郵便屋さん、おまわりさんと奥さん、子供たちは、雪が降ってどうしたのか?
静かないなか町の雪をめぐる暮らしがのどかに描かれています。
デュボアザンはこの絵で
1948年コールデコット賞受賞。
雪の結晶を愛して50年の歳月を費やした男
ペントレー(1865年生)の伝記絵本。
二つと同じ形がない雪の結晶を顕微鏡で調べ、デッサンし、カメラに撮った彼の研究が六角形の雪の結晶の美しさと神秘を世界に伝えたのです!
木版画に水彩を施す画風のメアリー・アゼアリアンはこの絵で1999年コールデコット賞受賞。
雪の研究家、中谷宇吉郎博士はペントレーの写真集を見て雪の道へ。
博士の言葉、「雪は天から送られた手紙である」