荒井良二に会いに行く
2008年 01月 20日

昨日、クレヨンハウスで
荒井良二氏の講演を聴きました。
テーマは「僕の絵本のまどから」
絵本は見る人にとって
窓のようなものだといいなあ・・・と。
心が躍る風景だったり、笑ったり、しんみりしたり、深呼吸したり・・・
日常から非日常へ。
窓から見る風景、車窓のように楽しめればいい!
本日、ホッホー文庫開放日 午後1時~5時

特にメッセージをこめるわけではなく、俺の後ろに渦巻いている何かを、線に描きたい!色を塗りたい!ひっかきたい!という思いで書くそうです。
「はっぴいさん」は、こまったことや ねがいごとをきいてくれます。
やまの うえの おおきな いしの うえに はっぴいさんは ときどき くるのだそうです。
はっぴいさん はっぴいさん
どうぞ ぼくのねがいを きいてください
はっぴいさん!
のろまなぼくとあわてんぼうのわたしが、やまをめざします。
見返しと絵本の下部には、戦火の街が描かれています。
さまざまな想いを呼び覚まされます!

1956年、山形県生まれ、絵本作家、イラストレーター
2005年、第三回アストリッド・リンドグレーン記念文学賞受賞。
「うそつきのつき」(内田鱗太郎・文)
「森の絵本」(長田弘・文)
「なぞなぞのたび」(石津ちひろ・文)などで
各賞を受賞。
いずれも文庫にあります。
荒井氏お気に入りの絵本ベスト100冊の紹介とコメントが面白く、ホッホー、ホッホー!と感動しました!

♪お願いしてふくろうのサインをいただきました♪