ホッホーとは、ふくろうの鳴き声です。また、「なるほど、なるほど、ホッホー」と感心する声でもあります。


by hohho-biny
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古書店外市に行く

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古書往来座の第6回外市に出向く。
店の外壁にずらりと2000冊程の本や雑貨やガラクタが並んでいる。
他の古書店や本好きの個人が、棚やダンボール箱で参加しています。
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          ふくろうマークを発見!
          何故か下に黒猫が・・・?
          でもふくろうの本は一冊もなし。

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買い込んだ本を抱えて、向かいのカフェで梅ご飯のランチを食べる。
テーブルには真っ赤なボケの花が活けてあり、お正月の雰囲気。

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食後のティーを飲みながら、
須賀敦子の遺著「遠い朝の本たち」を読了。
須賀ワールドに浸り、記憶の中の人と本をめぐる物語にひき込まれる。
私もこういう本を書けたら・・・とちらっと思ったりするが、記憶はすぐ忘却のかなたへ~~

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荒木経惟編「恋する老人たち」が面白い。
世界各国のカメラマンが写した異国の老人たちに荒木が自筆のコメントを書いていて楽しい!
「わたくし、あなたに恋してしまいましたわ!」な~んて、素敵なおじいさまに言ってみたいものです。

児童文学者の神沢利子の「同じうたをうたい続けて」は、80歳を越えた彼女のこどもたちへの思いが綴られているようで楽しみです。
帯には「いまはただ、わたしのかくもの、かいたものが、こどもたちの命の火に風を送る、鍛冶屋のふいごの役をつとめるものでありたいと思っている」と書いてあります。
by hohho-biny | 2008-01-05 22:50 | ホッホー文庫