カッパのうた
2007年 10月 02日
昨日は都民の日でしたが、休みではなく、バッチリ仕事しました。
以前都民の日にはこのようなカッパのバッジが毎年配られていました。
これは開都500年を記念してスタートした都民の日記念”大東京祭”が20周年を迎えた時の記念品です。
♪懐かしいカッパたち!♪
ながめてうっとりしてしまいます。
昭和31~33 年は(故)朝倉文夫氏 34~50年は(故)清水昆氏 のデザインです。
<カッパのゆらい>が額の裏に書いてあります。
むかし隅田川には、たくさんの河童のお家があったそうです。
人間がいくら川に橋をかけても、雨がふるたびに流れてしまうので、河童クンたちは、ふだん住まわせてもらっているお礼に、自分たちの手で橋をかけようと相談し、一晩のうちに見事完成しました。それが合羽橋だという伝説があり、あわせてカッパは水難よけのお守りになりました。(大東京祭協賛会)
清水昆といえば、昔話「かにむかし」の挿絵がとても素晴らしいのです。
木下順二の文に描いた岩波書店の絵本です。
これは毛筆で描かれています!!
デッサン、色彩感覚、墨の線の豊かさに
うっとりしてしまいます。
カッパといえば、この人、水木しげるです。
水木ワールドの妖怪たちは魅力的です。
そもそもカッパとは何ぞや?
想像上の動物で水界の妖怪。
水神の零落して妖怪化したもの。
体は青く童形でおかっぱ頭の上に水を入れた皿があり、水がなくなると霊力を失います。
(日本語大辞典より)
カッパの好物はキュウリ、キュウリを巻いた寿司が
カッパ巻き。
「そんなこと屁の河童よ」なんていう言葉もあります。
あら!私としたことが・・・・