むらさきしきぶ
2007年 09月 21日
今朝5:40の東の空。
今日も暑くなりそうです。
温度計は25℃。
この寒暖計は友人の母上(故人)の作品です。
毎日活躍しています。
鎌倉彫の風合いが時を経て味わい深く、ふくろうの表情も
優しげでお人柄が偲ばれます。
秋のお彼岸に入りました。
「彼岸」とは、仏教用語で向こう岸という意味で、一切の悩みを捨て去って悟りの境地に達すること。
この仏教思想に、日本古来の祖先信仰が合わさってお彼岸行事が生まれたそうです。
(「日本人のしきたり」青春新書より)
彼岸の里に逝ってしまった知人たちを偲んで、生きている私はおはぎを食べます。
ムラサキシキブの実が紫色に色づいて美しくなりました。
実紫とも言います。タマツヅラ科の落葉低木です。
6~7 月頃薄紫色の小さな花が密集して咲きますが、目立たず、実が色づき始めると突然存在感を現わします。
この枝も四方八方に伸びてお行儀が悪く困りものです。
では一句
★ だらしなき紫式部くくりけり 辻 桃子
(俳句歳時記より)
by hohho-biny
| 2007-09-21 06:53
| 四季のうた