ホッホーとは、ふくろうの鳴き声です。また、「なるほど、なるほど、ホッホー」と感心する声でもあります。


by hohho-biny
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風のゆくえ

f0139963_536774.jpg新宮氏の講演を聴いてから、風の気配が気になっています。
マリー・ホール・エッツ作「ジルベルトとかぜ」は風と遊ぶ黒人の男の子の様子が静かなタッチで描かれています。白と茶色と黒の描線だけでクロッキー風の素朴な切り取り方が素晴らしい絵本です。子どもが一人でいる孤独な時間、見えないものに目を凝らす時間の悦楽が見事に表現されていてうっとりしてしまいます。風をもう一度とらえなおして、風船や風車をベランダにとりつけようかなあなんて思ってしまうのです。エッツの作品は「もりのなか」「わたしとあそんで」「うみのおばけオーリー」等など、日常と非日常の時空を行き来できる子どもの個独な世界を描いて秀逸です。
f0139963_682530.jpg風がふいたらどうなるのか?傘、風船、帽子、凧、洗濯物、ハンカチ、かつら、手紙・・・・を風に巻き上げられてあわてふためく人々をリアルにとらえて躍動感あふれる愉快な絵本です。パット・ハッチンス作、田村隆一訳、昭和55年出版。
明るい画風でユーモアあふれるハッチンスの作品は物語展開が楽しくて魅力的です。「おまたせクッキー」「ロージーのおさんぽ」「ティッチ」「せかいいちわるいかいじゅう」「おやすみみみずく」等など多くの作品があります。
これらの「風の絵本」を読むと私の中を一陣の風が通り抜けていき、リフレッシュされます。
by hohho-biny | 2007-06-26 06:51 | ホッホー文庫