ひとひらの便り
2013年 04月 23日
おじ様 昨夜はお電話をありがとうございました。
母の「鳥と椿の画」を額に入れて飾って下さるなんて、とても嬉しいです。
さらに私の駄句をお褒め頂き恐縮です。
ご期待に応えて、母の孔版画の二枚目をお届けします。
母の作品には珍しく、異国の風景です。
おじ様は、こちらの方がさらにお好きかも知れませんね。
さて、これはどこの国の島で、母はどんな思いを馳せたのでしょうか?
いざ島へ 言葉の海に舟を出す
夕凪に 帰らぬ人の声を聴く ホッホー
メールやパソコンの便利な時代になりましたが、味気ない世の中です。
かつて ひとひらのお便りが、人と人をつなぐことがありました。
人それぞれに悲喜こもごもの時の流れがあって、そこへひらひら舞い込むひとひらの幸福便。
そんなつなぎを果たせたら、ホッホーは嬉しいのです。