ホッホーとは、ふくろうの鳴き声です。また、「なるほど、なるほど、ホッホー」と感心する声でもあります。


by hohho-biny
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南桂子の世界

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南桂子の銅版画の世界観が好きです。
静けさと孤独を湛えた少女と風景に惹かれます。
「南桂子展 船の旅」を観にいきました。

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日本橋にあるミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションで今月31日まで。
半蔵門線水天宮駅3番出口を出てすぐです。
入口に小さなカフェがあります。

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南桂子の絵葉書をいろいろ持っています。
この画が一番好きです。 「林と少女」 1985年

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南桂子は、心の中にしいんとした静かな湖を抱いていた人ではないかと想います。
「公園」 1956年

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少女と青い鳥が描かれている作品がたくさんあります。
もしかして青い鳥を抱いて生きていたのではないかと想像します。
「少女と青い鳥」 1971年

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「赤い魚」 1964年
あ魚と一緒にゆらゆらと船旅を続けていたのではないかと想像します。

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「2人の少女と蝶」 1979年
少女の瞳に特徴があります。
悲しげでどこをみているのかわからないのです。
顔は無表情で何か言いたげですが、言葉にはならない。
もしかしたら、決別した家族への思いなのではないかと想像します。

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「木の中の鳥」 1984年
木と鳥をいっぱい描きました。
少女や木や鳥を懸命に描くことで、彼女の心は静まり、癒されていたのではないかと想像します。

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「平和の木」 1958年
これはユニセフのグリーティングカードに選ばれました。
母が描いた鳥と木のモチーフを思い出します。
鳥と木と花が好きだった母もまた、一心に描くことで心の平和を保ち、救済されていたのではないかと想います。
この感覚は、大切なものを失った人にしかわからない孤独な作業です。

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今回「ふくろう」の素敵な版画が出品されていました!♪
でも絵葉書になっていなかったので残念。
これは以前観た「みみづく」 1980年
by hohho-biny | 2012-07-23 07:39 | 展覧会