ブッダ展とアニメのブッダ
2011年 06月 26日
手塚治虫の漫画「ブッダ」と仏像の共演!!
上野の東京国立博物館本館で今日までです。(午後6時まで)
UPが遅くなってご免なさい。
暴走老人再燃により、奔走の日々です。
”漫画の神様”手塚治虫の直筆原画とそれに合わせた仏像で「ブッダ=釈迦の生涯」が誕生から苦悩、涅槃まで展示されています。
よびえさんから、いい展覧会だと情報をいただき、十日ほど前に観に行きました。
重要文化財の日本の仏像やパキスタン・ガンダーラの片岩が神々しい姿で原画の横に
並んでいて、神秘的な空間です。
手塚が十数年かけて描いたブッダ。
改めて手塚の偉業を思い、もう一度 ”ブッダ全巻” を読みたいと思いました。
音声ガイドを借りて、ジュニアガイドを読みながら進むとブッダの一生がよくわかります。
絵葉書を大人買いしました!!
手塚治虫の漫画をアニメ映画化したもの。
この映画を観た後で展覧会を観たので、感動はひとしおでした。
2500年前のインド。
厳しい身分制度と戦乱の時代にシャカ国の王子シッダールタは生まれました。
身分の低い人々とも心を通わせ、世の平和を願います。
一方、奴隷の身分からコーサラ国の勇者に登りつめたチャプラは、シャカ国を攻めます。
様々なキャラクターが生き生きと美しい色彩で描かれていて、ドラマチックです。
東映アニメーションが総力を挙げた作品。
三部作の第一部で、ブッダの誕生から青年期まで。
軟弱な王子の中の生きとし生けるものへ優しさが、悟りの道へと導いていくのだと納得します。
ああ~ 暴走老人も早く悟りを開いてもらいたい今日この頃です。
by hohho-biny
| 2011-06-26 10:24