手島圭三郎の絵本
2010年 11月 07日
11月
もう7日になってしまいました!!
空は秋
早めにガラス戸と網戸、カーテンを洗ってしまおうと取り組んでいたら、まもなく午後3時!
さて、
おいしいコーヒーをいれて・・・
絵本の時間です♪
手島圭三郎は、1935年生まれ
北海道紋別の出身
1957年北海道学芸大学札幌校卒業、教員生活を経て、版画家として独立
1982年 「しまふくろうのみずうみ」でデビュー
絵本日本賞を受賞
カムイチカプはアイヌ語で、神の鳥という意味です。
この絵本の主人公は、しまふくろう。
アイヌの世界では、しまふくろうは村を守る神の鳥。
アイヌ文化の伝誦者、故四宅ヤエさんが語ったアイヌ・ユーカラを手島氏の力強い版画で見事な絵本にした傑作です。
1984年10月 福武書店
1985年 厚生省児童福祉文化奨励賞受賞
しまふくろうとふゆのつき
1993年10月
偕成社
しろふくろうのやま
2000年10月
リブリオ出版
しまふくろうのみずうみ
2001年1月
リブリオ出版
えぞふくろうのみみ
2001年7月
リブリオ出版
しまふくろう いきる
2010年8月
絵本塾出版
新刊絵本です。
オスとメスの出逢いから始まり、子育て、巣立ちを経て幸せな日々が続いていました。
たくましくやさしいオスに守られてきたメスの幸せ・・・
しまふくろうの寿命は20年・・・
その日は突然にやってきたのです!
作者にも老いがしのび寄ってきているのですねと妙に共感してしまいました。
こうして年代順に手島圭三郎の仕事を眺めてでみると、ほぼ30年にわたって自然と向き合い、ふくろうを観察し、さまざまな角度から表現し続けている姿勢がうかがわれます!
☆何かをコツコツ続けるというのはスゴイことですね☆