捨てられないモノたち
2010年 09月 29日
母の若い頃のウールのスーツ
高島屋のオーダーのようです。
色はチャコールグレー
裏地が紅色でお洒落
私がもっとスマートな頃には、何回か着ましたが・・・
スカートは四枚はぎのフレーヤー
上着の裏には、こんな内ポケットが!
今でもこんな作りのスーツありますかねえ?
祖母の遺品
キャリアウーマンとして70歳近くまで働いた祖母のカチッとしたスーツの上着。
ひたすら真面目に働き続けた祖母の生き様を、この上着が物語っていて捨てられません。
幼少時、酒田の大火で親も家も全てを失った彼女がゼロから立ち上がり、勉強して勉強して学者になった軌跡を思うとき、彼女を阻んだ男社会との軋轢、多くを捨てて頑張った辛抱強さ等など想像してウルウルしてしまいます。
息子が幼稚園の年少さんの時の防災頭巾カバー
この刺繍は、私がしたのです!
よーくみると、上手ですねえ♪
もう二度と刺繍しないと思うので、捨てられないのです。
娘が幼稚園の頃の上履き袋。
全て私の手作り!
もう二度と作れません!
こんな手芸をした季節もあったのです♪
息子が生まれた時、妹が編んでくれたオーバーオール。
素晴らしい出来映えです。
何回か使いましたが、編んでくれた気持ちを思うと捨てられないのです。
七五三の三歳の時の息子のスーツ。
可愛かったなぁ~
母の着物で私のブラウススーツを作り、そのハギレをパッチワークした布のバッグ。
母の亡き友人の作品で、横に母の名前が刺繍してあります!!
思い出ハンカチ
頂き物、自分で買った物、もう使わなくなったハンカチたちの花園
どのハンカチにも思い出があり、デザインが素敵なので、捨てられず、箱に並べて時々眺めます。
モノを捨てられないのは、モノと私の関係を切れないからなのです。
まだまだ断捨離スペシャリストにはなれません。
いつかは処分しますが、キチンと表示してしまいます。
by hohho-biny
| 2010-09-29 23:11
| セピア色の時間