映画のハシゴ
2010年 07月 28日
家から自転車で10分位の所にミニシアターが9館入っている映画館があります。
午前8:10スタートで観ると、上手に時間配分して3~4本観れます。
先ずは、大好きな藤沢周平の時代劇です。オバタリアンですからね。
藤沢の作品が映画化されると必ず観にいきます♪
城勤めをしつつ、志を持ち、寡黙に律儀に生きながら自分を貫く。
庶民のひたむきさと剣の道の振る舞いにしびれてしまいます。
鳥刺しの秘剣の凄さ!!
観ないとわからないわよねえ~
スタジオジブリの新作です。
人間の家の床下に住む小人の世界から見た社会風刺。
14歳の少女アリエッティは床下で両親と暮らし、角砂糖やティッシュなど、生活に必要な物は、人間の家から借りて暮らしています。
そこに心臓手術を控えた12歳の少年がやってきます・・・
「人間に見られてはいけない」という小人の掟があり、引越すことになる・・・
少年が少女に言う「君たちは消えゆく種族なんだ」という言葉が、グサッときます!
小人の暮らしを通して、人間こそ滅びゆく種族なのではないか?と反省させられます。
監督は米林宏昌、宮崎駿のもとで、若手がすくすく育っています。
ともかく映像が美しい!!
ドールハウスや古い家の内部の精密描写、生き生きした草花、元気に動き回るアリエッティ、弱々しい少年・・・
内容は、これから先はどうなるの?という感じで、いまひとつ物足りない。
この映画好きなんです~
青島とすみれさんのやりとりや、警視庁の室井さんのおでこの皺や、湾岸署上層部の怪しさ、警視庁と所轄のズレ具合・・・等など、この滑稽さがたまらなくいいのです♪
今回は、和久さんへのオマージュとなっていて、甥が登場。和久さんの手帳語録が活躍します。
仕事は、仲間同志のコミュニケーションが大切ですね。
このプログラムも封印されていて、
「ご鑑賞後にお読みください」と。