ホッホーとは、ふくろうの鳴き声です。また、「なるほど、なるほど、ホッホー」と感心する声でもあります。


by hohho-biny
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我々はどこへ行くのか

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国立近代美術館でゴーギャン展を観ました。
日本初公開の大作をこの目で見ておきたかったのです。
ポール・ゴーギャン(1897~1903)は、何故西洋文明に背を向け、家族を捨ててまて異国への旅を続け、孤独な放浪画家となったのか?
そのわけを私なりに考えてみたかったのです。
国内外から集められた油彩、版画、彫刻など約50点が展示されています。






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      我々はどこから来たのか
      我々は何者か
      我々はどこへ行くのか

晩年の1897・98年にタヒチで描かれました。
死を覚悟の集大成です。
画面の右から左にかけて人間の誕生から死に向かう一生が描かれています。
左右4メートルの大作の前を何回も行ったり来たりしてしまいました。
12人の人物が描かれていますが、この静けさは何か?
衣服を身にまとった文明人と裸の原地人
奥の黒衣の女性は亡くなった最愛の娘であるといわれています。
画面左の骸骨に近付きつつある老婆の足元には、全てをあるがままに受けいれている白い鳥が印象的。鳥は飛びます。死と希望を含めて未来につながっていくのです。
画面の背後には死から生への世界がつながっています。

内なる野生に目覚めてしまった彼は、都市を捨て辺境の地に棲みついて人間が生きる原点を見つめ描いた・・・その意味がわかるような気がしました。
何かを捨てなければ見えないものがあるのです。
大事なものは目には見えない・・・星の王子さまも言っていました。


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  海辺に立つブルターニュの少女たち
  1869年












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洗濯をする女たち、アルル
1888年










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       パレットをもつ自画像
       1894年












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女性と白馬
1903年
絶筆 丘の上に白い十字架
by hohho-biny | 2009-09-15 07:44