気まま旅 その三 イルフ童画館
2009年 05月 05日
岡谷駅から歩いて6~7分の所に
武井武雄のイルフ童画館があります。
童画館通りには、彼のデザインが所々に見られます。
異国の響きのするILF(イルフ)とは、フルイ(古い)の反対で、常に新しく前進する意味なんですって♪
武井武雄が描いた昔話絵本原画展をやっていました。
「はなじいさん」 1961年
私は彼が描いた昔話絵本を一冊も持っていないので、その色の鮮やかさとユーモラスなタッチにびっくりしました!!
「うらしまたろう」1971年
「したきりすずめ」1971年
「ごんべえとかも」1967年
「ももたろう」1976年
日本で初めてのモーリス・センダックコレクションを常設展示しています!
武井武雄はたくさんのポケットを持つマルチの人だったので、斬新なデザイン、ユニークな発想で描いたり、作ったりと楽しい作品や収集品であふれています♪
彼の言葉・・・あたらしいものに
取り組もうって時には、
なにか少年らしい
ひとつのあこがれとファイトが
わいてくるんです。
明治27年 岡谷市生まれ
大正から昭和にかけて、”子どもの心にふれる絵”の創造を目指して「童画の世界」を確立しました。
途方もない引き出しから手品のように次々と作品が生まれて、見る者を楽しませてくれます。
一階から三階までの吹き抜け空間には「天竺聖母子」の童画と「鳥の連作」オブジェが吊り下がっています。
ゆったりと贅沢な空間でじっくりと鑑賞できます。
岡谷市のマンホールはツツジの花でした♪