ホッホーとは、ふくろうの鳴き声です。また、「なるほど、なるほど、ホッホー」と感心する声でもあります。


by hohho-biny
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桃の花

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桃の花   山之口貘 

いなかはどこだと
おともだちからきかれて
ミミコは返事にこまったと言うのだ
こまることなどないじゃないか
沖縄じゃないかと言うと
沖縄はパパのいなかで
茨城がママのいなかで
ミミコは東京でみんなまちまちと言うのだ
それでなんと答えたのだときくと
パパは沖縄で
ママが茨城で
ミミコは東京と答えたのだ言う
一ぷくつけて
ぶらりと表へ出たら
桃の花が咲いていた
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これは「桃の節句」という題で頼まれて
山之口が晩年に書いた作品。
ミミコは、山之口貘の一人娘、泉さんのことです。
私がこの詩を素敵だと思うのは、女の子の節句に、ミミコが幼い頭で一生懸命考えてきちんとした意見を述べているからです。
父と娘の会話から、親子でも一人一人違っていていいのだというほのぼのとした了解が伝わってきます。
女の子の祭りに、このようにグローバルな会話ができる父と娘は素敵♪
沖縄県出身の彼が、差別と貧困の中から生み出した詩の言葉の深さに深く胸を突かれることがあります。
不平不満を言うのではなく、このように上質な言葉に変換してしまう彼の眼差しが素敵です。



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ベランダの花たちが、
春よ、春よと言っています。
クリスマスローズが
こんなにたくさん咲きました♪






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スノーフレークは、ひっそり清楚に咲いています☆








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私の友だちボケの花は、とっても元気♪
by hohho-biny | 2009-03-13 07:26 | 詩の時間