金子みすずの詩
2009年 01月 19日

「金子みすずの ”わたしと小鳥とすずと” かしらん?」
「そう それでーす!」
どうもクラスでいじめがあるらしく、担任の先生がプリントして皆に声に出して読ませているらしいのです。
すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがってみんないい
で終わる素晴らしい詩なので、子どもの時にこの詩に出会った子どもは幸せです。
全文を知りたい方は9/26のホッホー便「朝焼け」をご覧下さい。

最近読んだみすずの詩で感銘したのは
”繭と墓”
蚕は繭に
入ります。
きゅうくつそうな
あの繭に
けれど 蚕は
うれしかろ
蝶々になって飛べるのよ
人はお墓へ
はいります
暗いさみしい
あの墓へ。
そしていい子は
翅が生え
天使になって飛べるのよ。