食卓に珈琲の匂い流れ
2009年 01月 07日
食卓に珈琲の匂い流れ
ふとつぶやいたひとりごと
あら
映画の台詞だったかしら
何かの一行だったかしら
それとも私のからだの奥底から立ちのぼった溜息でしたか
豆から挽きたてのキリマンジャロ
今さらながらにふりかえる
米も煙草も配給の
住まいは農家の納屋の二階 下では鶏がさわいでいた
さながら難民のようだった新婚時代
インスタントのネスカフェを飲んだのはいつだったか
みんな貧しくて
それなのに
シンポジウムだサークルだと湧きたっていた
やっと珈琲らしい珈琲がのめる時代
一滴一滴したたり落ちる液体の香り
静かな
日曜日の朝
食卓に珈琲の匂い流れ・・・・・
とつぶやいてみたい人々は
世界中で
さらにさらに増えつづける
詩集 「おんなのことば」茨木のり子 童話屋
”ウェッジウッド破綻”の記事が昨日の朝刊に載りました!
イギリスの高級洋食器のブランドで有名です。
まず、この茨木のり子の詩を思い出しました。
そして食器棚からウチのウェッジウッドのカップを出しました。
そしてウェッジウッドに敬意を表してブルーマウンテンブレンドの豆を挽き、珈琲をいれました♪
上の二つはイギリスを旅した時に寄ったウエッジウッドの工場で買った安いB級品。
下の有名な柄のは、30年位前にベルギーに住んでいた知人からのもらいもの。
確かに高級感があり、品格があります。
品格を保つのって大変なのですね!
高級品は我が家には似合わないので、この3客しかありません。
珈琲の香りはどんな器でのんでも変わりません。気持ちのモンダイです。
珈琲の匂いが食卓に流れると幸せな気持ちになります♪