ホッホーとは、ふくろうの鳴き声です。また、「なるほど、なるほど、ホッホー」と感心する声でもあります。


by hohho-biny
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見えないものを描く漫画

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郷田マモラの世界にはまって、読み進んでいます。
「モリのアサガオ」全7巻読み終えて、感無量。
死刑囚と刑務官の心のキャッチボール。
重いテーマをさらに掘り下げて人間の業と救済に迫る力作です。
殺人を犯した人間は改心して死を迎えるのか?傲慢なまま地獄に堕ちるのか?
ホッホーも知りたいテーマです。

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きらきらひかるシリーズが遂に最終章を迎え、上下巻が出ました。
死体に向き合う監察医天野ひかる(女性)の仕事振りに目を見張り、科学的な捜査法と人間の尊厳に迫る事件の解決が、何とも清々しいのです。
過去のシリーズを再読したいと、古本屋めぐりをしています。
by hohho-biny | 2012-09-30 23:23 | ホッホー文庫
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          展覧会場内は、撮影自由だったので、パチパチ撮ってしまいました♪
          夕日の樹 1999

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          水面に写る影も見られるような仕掛けが二ヶ所あり、水と鏡の効果で
          その広がりの豊かさを堪能できます。
          花と少女 1979

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          林と水芭蕉の湿原は、色彩を抑えたしっとりした雰囲気です。
          湿原のミズバショウとこびと 2011

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                左側ににみみずくの時計♪
                ぼくの窓 1982

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          ちょっと失礼してふくろうだけUPにしてみました。

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                悲しきピエロ 1973

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           宮沢賢治の銀河鉄道の夜 天気輪の木 2010

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       今年制作したセロ弾きのゴージュのシリーズがたくさん展示されていました。
       今年の4月に講談社から出版された絵本。
       ゴーシュの弾く音楽と動物たちが躍動する力強くユーモラスな作品♪
by hohho-biny | 2012-09-30 22:50 | 展覧会
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銀座教文館ウェンライトホールで藤城清治の光と影展を観ました。
88歳米寿記念展で、88の作品が展示されています。
元気いっぱい!! 楽しさいっぱい♪♪
美しい色彩と緻密なデザインに目を見張ります!!
ホッホーは毎年展覧会に足を運んでいますが、今年も新作が数点生まれていました!!
その力強い作品には、今の世に伝えたいメッセージが込められていて、感銘を受けます。
88歳といえば、毎日を生きるのが大変な年齢です。
このようにエネルギーを集中させて人に感動を与える作品を生み出せるのは、何故?
人の生き方には個人差があると言いますが・・・

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                   今年の案内状 翼をください88

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                   陸前高田の奇蹟の一本松 2012

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                   若草山の山焼き 2012

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                     軍艦島 2009
    
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                   生きるよろこび 2011
     いったい何匹と何人いるの? ♪上の方にふくろうとみみずくがいるのよ♪

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                  悲しくも美しい平和の遺産 2005
今年は、88作品の人気投票が行なわれていて、先週ホッホーが観た時点では、この作品が第一位でした。
ホッホーも大好きな作品。
90歳のウチの暴走老人にこの絵葉書を出してみましたが、この絵の意味とホッホーの思い(アンタとはエライ違いじゃぁ~)がわかるかな?
by hohho-biny | 2012-09-27 08:03 | 展覧会

湊かなえの世界

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湊かなえの新刊が、もう古本屋に出たので、早速買ってきました。(待っていたのです)
本日読了。
いやあ~怖いですね。女の妄想・噂話の広がり!
美人会社員が雑木林で十数ヶ所を刺され、灯油をかけて焼き殺された。
一人の女性が疑われ、その同僚、同級生、家族、故郷の住民たち等など、彼女の関係者たちが一人一人語り、証言する恐るべき内容!!
さらに週刊誌の記者の取材といい加減な記事!
さらにネットでのコミュニティサイトの書き込み、中傷、噂、繋がり・・・
何が真実なのか?虚像が暴走して広がり、なかなか真実を見極めにくい。
女同士の嫉妬、男女関係のもつれ、友だち同士の思い違い・・・
一人の人間を巡って、その関わり方の違い、立場の違い、思いの違いによってこんなにもさまざまな見方があり、本人の立ち位置や思いとはかけ離れているものだという展開が、とても面白く、興味深く、一気に読んでしまいました。
あまり人と関わらず、ひっそり凛として生きているのがいいかなあ~なんて思います。
by hohho-biny | 2012-09-23 23:59 | ホッホー文庫

働いて疲れた秋分の日

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9月22日、秋分の日
なぜ今年は23日ではなく、22日なのか?
秋分の日が22日になるのは、1896年以来116年振りだそうです。
秋分の日とは、太陽が秋分点を通過する瞬間を含む日。今日から夜が長くなります。
去年はこの瞬間が、9月23日午後6時5分で、今年は9月22日午後11時49分。
地球は太陽の周りを1年で1周し、この公転周期は365日ではなく、365.2422日です。
閏年で調整していて、2103年には、秋分の日が9月24日になりますが、ホッホーは生きていません。

今日は祝日でしたが、休日当番で仕事でした。
ものすごく混んで疲れたので、遅い夕食には、おはぎと焼き鳥を買ってきました。
帰りの時間帯だと焼き鳥は全品1本105円になります。3~4本買います。
まあワインでよく働いた自分に乾杯♪
このところ、毎晩赤ワインです。ポリフェノールの作用で来春の花粉症に効き目があるかを我が身をもって実験しています。
by hohho-biny | 2012-09-22 22:48 | 四季のうた
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85歳のシスターのいのちの言葉で綴られた優しさと希望溢れる本です。

「時間の使い方は、そのまま、いのちの使い方なのです。置かれたところで咲いてください。」
結婚にしても、就職しても、子育てをしても、「こんなはずじゃなかった」と思うことが、次から次に出てきます。
そんな時にも、その状況の中で「咲く」努力をしてほしいのです。
どうしても咲けない時もあります。
風雨が強い時、日照り続きで咲けない日、そんな時には、無理に咲かなくてもいい。
その代わりに、根を下へ下へと降ろして、根を張るのです。
次に咲く花が、より大きく、美しいものとなるために。

現実が変わらないなら、悩みに対する心の持ちようを変えてみる。

いい出会いにするためには、自分が苦労をして出会いを育てなければならない。

心にポッカリ開いた穴から これまで見えなかったものが見えてくる。

希望には叶わないものもあるが、大切なのは希望を持ち続けること。

迷うことができるのも、一つの恵み。

信頼は98%。あとの2%は相手が間違った時の許しのために取っておく。

含蓄ある言葉になるほどなるほど、そうよねえ・・・と納得して笑顔になります。
90歳にして自己中心で傲慢、暴走中の我が父に ”老いを自覚して、柔和で謙虚になるように” 好々爺への変身に祈りをこめて、この本を明日郵送します。

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聖路加病院の日野原先生が95際の時、10歳のきみたちへ伝えた「いのち」の授業です。
以前ホッホー便にUPしたと思いますが、今日は敬老の日なので、再読しました。

先生は黒板に白いチョークで一本のながーい線を引きます。
左端が0、そのちょっと右に10、右端が100、そのちょっと左に95と書きます。
「いのちってなんでしょう? いのちはどこにありますか?」
聴診器を当ててお互いの心臓の音を聞きます。
「心臓は大切ですが、いのちそのものではありません。
いのちを動かすためのモーターです。
心臓が止まったら、人間は死んでしまい、つかえる時間もなくなるのです。
いまきみたちは、どのようにでもつかえる自分の時間をもっている。
時間を使うことは、いのちをつかうことです。」

「いのちは、きみたちのもっている時間だといえますよ。」
いのちを無駄にしないということは、時間を無駄にしないということです。
人が生きていくうえで、もう一つ大事なこと。それは「こころです」と先生は説きます。
おたがいにてをさしのべあって、いっしょにいきていくこと。
こころを育てるということは、自分以外のことのために、自分の時間を使おうとすることです。

素晴らしいいのちの授業です。
暴走老人と付き合いながら、長生きすることの意味をしみじみ考えます。

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小さなウィルぼうやは、隣の老人ホームのお年寄りたちと仲良しです。
塀の穴をくぐってよく遊びに行きます。
ある日、大好きな96歳のナンシーおばあちゃんの「きおく」がなくなってしまいます。
ぼうやは、「きおくって、なに?」といろんなお年寄りに質問します。
「あったかいものよ」
「ずっとまえのことだよ」
「泣きたくなるようなことだよ」
「わらわせてくれるものよ」
「金のようにたいせつなものさ」
ぼうやは、ナンシーおばあちゃんが見つけられなくなってしまった大切な「きおく」をさがし始めます。
貝がら、あやつり人形、メダル、ボール、生みたて卵・・・の詰め合わせをもらったナンシーおばあちゃんは、少しずつ「きおく」を取り戻します。

子どもと老人の愛あふれる絆が描かれています。
目には見えない財産の受け渡しが、何気ない日常の中で行なわれていて、心温まります。
by hohho-biny | 2012-09-17 21:39 | ホッホー文庫

いただきものでルンルン

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疲れているホッホーに、優しく語りかてくれるミニ絵本♪
AMさん、ぴったりタイムリーな贈りもの、ありがとう!

  あなたがとても がんばっているから
  がんばりすぎていないかなとか
  つかれているんじゃないかなとか
  しんぱいです。
  たまには
  目のまえにもんだいがあっても あえて寝たふりをしたり
  そのまま ほんとうに ねむってしまうことも
  きっと ひつよう。
  フレー フレー。
  ぐちなら いつでも きくよ。
  たすけがいるときには 
  わたしのこと おもいだして。
  (あなたの 役にたてたら うれしい)
  ひとだんらく ついたら・・・
  どこか あそびにいこう。
  そして おもいきり わらおう。
  それまでに なにかとっておきの
  ジョークを かんがえておくよ。

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この姿に魅せられて、買ってしまったのですって!
お月見に飾ってね~と。
瓢箪から駒が出るかな?

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秋の味覚とふくろう手ぬぐい
kinuパパ&ママさん、ありがとさん♪

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天然酵母パンのナンです。
3種お味が違ってみんな美味しい♪

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女子会ランチ。元女の子は、美味しいものとおしゃべりが大好き♪

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美味しそうなので、デザート追加しちゃいましたぁー♪
by hohho-biny | 2012-09-15 07:46 | おいしい時間
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「踊る大捜査線」観ました♪
ついにFINALです。衝撃ののラスト!!
ハラハラ~ ドキドキ~ うるうる~しながら、組織の上層部と現場の立場の違いが浮き彫りになる様を噛み締めました。
湾岸署管内で開催中の国際環境エネルギーサミット会場で起きた誘拐事件。
数時間後に被害者が射殺され、使用されたのは、警察が押収した拳銃。そこから隠蔽工作が始まり、上層部は青島に辞職を勧告。
事件の展開がイマイチで大味ですが、大ヒットした劇場版第4弾は最終章。
相変わらず現場を走り回る熱血刑事青島(織田裕二もちょっとつらそう)
上層部に食い込んで活躍する室井(この渋さがステキ)と現場の青島との固い絆。
古傷が痛むすみれ(深津絵里また復帰して欲しい)と青島の関係はどうなるの?
周りを取り巻くユーモラスな人物たち。
警察組織を守ることを使命とする警察行政人事院情報技術執行官という役柄で突然登場した横山(大杉漣)の重厚な存在。
「犯人は殺してもいい」を秘めた冷静沈着な管理官鳥飼(小栗旬)
頼りない署長真下(ユースケ)は、漣ドラの時26歳で15年経て今41歳!
長年のファンへのサービス精神満載の幕引きでした。
1997年フジTVで放送開始以来、映画でもテレビでも大いに楽しませてもらった15年に乾杯♪
長い間お疲れ様でした。

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プログラムを買ったら、この封筒に入っていました!
by hohho-biny | 2012-09-13 09:37 | 映画時間
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漫画家郷田マモラのキャラクターは独特で、描線もシンプルな中に人間の苦悩が滲んでいて、常に「死」と向き合っています。
時々テレビドラマ化された作品を見たことがあり、強烈な印象でした。
いくつかの原作を古本屋で見つけたので、まとめて購入して読み進めています。
「モリのアサガオ」は、死刑囚舎房に配属された新人刑務官と死刑囚との出会い、死刑を執行する側とされる側の葛藤を通じて、死刑制度の今を描いています。
被害者遺族を罵倒し改心のかけらもない死刑囚もいれば、罪を深く反省して謝罪を続けているいる死刑囚もいます。
死刑の是非に苦悩する新人刑務官は、死刑が確定している殺人犯の心中や背景を模索しながら、人として成長していきます。
この作品は7巻あります。
一瞬で「生」を断ち切ってしまう「死」と真摯に向き合い、どうしようもない人間の中にも光を見い出そうとする姿に、学ぶものが大いにあります。
「生」を支えていたものは、人々の平凡な日常の暮らしなのだという作者のメッセージが伝わってきて感動します。

ひとりの死刑確定囚がこう表現した・・・
 自分たちは、朝早く咲いて 昼までにしおれてしまうアサガオみたいなものなんやと・・・
アサガオたちは ただ・・・誰も知ることのできない拘置所という名の森の奥深くで
刑が執行される その日が訪れるまで のうのうと生を続けている・・・
 
by hohho-biny | 2012-09-11 23:59 | ホッホー文庫

心が引き裂かれた時に

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人は、心が引き裂かれるような思いをした時、どんな世界に逃げ込むのでしょうか?
そしてどのよう繕っていくのでしょうか?
裂けた心を繕うのは、自分です。
ホッホーは、絵本の世界や小説の世界に浸ります。時には花を愛で、時には映画を、時には展覧会に足を運びます。

絵本は心の処方箋。ホッホーの心の支えです。

安房直子の作品は児童書の読み物が多いのですが、南塚直子とのコンビは美しく優しい絵本世界を繰り広げます。
南塚直子は1949年生まれ
ハンガリー国立美術大学で油絵と銅版画を学びました。
銅版画の技法で描くファンタジーの世界が、安房直子の世界をより魅力的にしています。

「うさぎのくれたバレエシューズ」 1989年10月第1刷 小峰書店
バレエを習い始めて5年もたつのに、女の子はちっとも上手になりません。
上手くなりますように・・月にも星にもお願いしました。
すると・・・大きな桜の木の中にうさぎのくつやがありました・・・

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小さな古い文房具屋のおじいさんとたんぽぽのお話です。
おじいさんは、女の子からきいろいたんぽぽ色のリボンをもらいます。
すると・・・いいことがいろいろおこります。
「いつかまたくるわ。きっとくるわ。くるわ、くるわ・・・」
その声は、だんだん小さくなって消えてゆき、アスファルトの道には、小さな花の芯だけがのこりました。
1993年12月第1刷 小峰書店
by hohho-biny | 2012-09-10 07:41 | ホッホー文庫