ウフィッツィ美術館
2008年 07月 18日
ウフィッツィ美術館に並ぼうと歩いていると、その辺を警備している警官に会いました。
容姿端麗だわ!
日本の警察にはいないタイプだわねえ。
ここは美術館の広場。
美術館はこんなに長くて広いのです。
右側が美術館で左側がオフィス。
後ろはこんな感じです。
アーチの向こう側をアルノ川が流れています。
午前8:30に到着したのに、
もうこんなに並んでいました。
建物に沿って、有名人の彫像が並んでいます。
美術館の中は撮影禁止なので、外の彫像を写しました。
レオナルド・ダヴィンチ
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の設計者アルベルティ
ドゥオーモの鐘楼の設計者ジョット
1500年代、トスカーナ地方の首都になったフィレンツェ。
メディチ家の大公コジモ1世は、新しい国の政治に必要な役所やオフィスを一つにまとめようとしたのです。お気に入りの建築家ジョルジョ・ヴァザーリに依頼して、アルノ川とヴェッキオ宮殿をつなぐながーいオフィス(ウフィッツィ)を作ってしまったのでした。
その偉大なコジモ1世の彫像です。
ヒロシ君2号とチャオジイも記念撮影しました♪
(有名人の下で謙虚に)
美術館の中は撮影できなかったので、
手持ちの資料から感動をお伝えします。
ミケランジェロ作 トンド・ドーニ(トンド=丸い円、ドーニ=絵を注文した家族名)
”聖家族と洗礼者ヨハネ”(1508年頃)
私が一番好きなのは、これ!!
ボッティチェリの”春”(1482年頃)
♪う~つ~く~し~い♪
同じくボッティチェリの
”ヴィーナスの誕生”(1484年頃)
殿方たちがうっとり見ているのはこれ。
ティッチアーノ
”ウルビーノのヴィーナス”(1538年)
レオナルド”受胎告知”(1475年頃)
ピエロ・デッラ・フランチェスカ
”ウルビーノ公爵夫妻の肖像”
(1467~70年頃)
イタリアルネッサンス時代の領主たちは、彼らの力を見せつけるために、有名な画家に自分の肖像を描かせたのですって。
後ろの風景が彼らの領地。
婦人の顔色が悪いのは、亡くなった妻を偲んで描かせたからですって!
この自信に満ちた誇らしい横顔には参りましたわ。
by hohho-biny
| 2008-07-18 07:33
| 路上観察