がまくんとかえるくん
2008年 03月 06日
職場でこの絵葉書を見せたら、
「すてき~、この絵本があるなら、読みた~い」と良賢さんとうららさんが騒いだので
「がまくんとかえるくんのふたりの友情のお話で、自立しているふたりの距離感がいいのよね~」と説明すると、「友達との距離、夫との距離、子どもとの距離が難しいのよねえ・・・」と良賢さん。
「ほのぼのした感じで、きっといろいろ参考になりますよねえ」とうららさん。
そんなわけで、二人に絵本を貸し出すことになりました。
アーノルド・ローベル作 三木卓訳 文化出版局
1970年代出版の絵本で4冊のシリーズもので、一冊に短編が5話
おさえた色調と平明な文でがまくんとかえるくんののんびりした日常が展開します。
読んでいて心地よく、やさしい本で、ささやかな幸せを感じます。
がまくんもかえるくんも自分の居場所を持ち、
心地よく整え、ひとりぼっちで生きています。
だからこそ、二人はいつも一緒なのです。
この二人の距離感が何とも言えずいいのです。
はる、なつ、あき、ふゆ、めぐる季節をふたりですごす日々は、のどかで、楽しく、発見の喜びにあふれています。
「がまくんのゆめ」のなかのセリフ。
「かえるくん」
がまくんがいいました。
「ぼく、きみがきてくれてうれしいよ」
「いつだってきてるじゃないか」
かえるくんがいいました。
それからふたりはたっぷりあさごはんをたべました。
それからながいすばらしい一日をいっしょにすごしました。
このように、ふたりはお互いの存在に日々感謝しながら幸せを思い合うのです!
by hohho-biny
| 2008-03-06 07:47
| ホッホー文庫