胡同(フートン)の理髪師
2008年 02月 22日
岩波ホールで
中国映画「胡同の理髪師」を観ました。
三輪自転車をゆっくりこいで、お馴染みさんの散髪に出かけるのは、93歳の理髪師チンさん。
チンさんは北京の裏路地で黒猫と一緒につつましく規則正しい生活を送っている。
毎朝6時起床。毎日5分遅れる古い柱時計の針を5分進ませてから櫛で白髪をとかし、身だしなみを整えて、午前は散髪の出前に出かける。
午後は頭の体操のために近所の友とマージャン、夜9時には就寝。
日々淡々と過ごすゆったりとした時間の流れ・・・
オリンピックに向けて都市化が進み、立ち退きを命じられている北京の一角に住みながら、
凛とした立ち居振る舞い、
時代のズレから生まれる可笑しみ、
チンさんの静かな存在感が、私の胸にせまってきました!
上質の映画です!
12歳から見習いとして働き始めた理髪師としての81年の道のり。
演じているのは、俳優ではなく、素人の本人です!
いつか訪れる自分の最期に向けて準備する様子はユーモラスで、その老境の豊かさに胸がいっぱいになります!!
かくありたいと思えども・・・
では1首 ★いつの日か かくありたしと思えども ゴウツク婆の 行く手には壁!
ホッホー駄作
中国映画「胡同の理髪師」を観ました。
三輪自転車をゆっくりこいで、お馴染みさんの散髪に出かけるのは、93歳の理髪師チンさん。
チンさんは北京の裏路地で黒猫と一緒につつましく規則正しい生活を送っている。
毎朝6時起床。毎日5分遅れる古い柱時計の針を5分進ませてから櫛で白髪をとかし、身だしなみを整えて、午前は散髪の出前に出かける。
午後は頭の体操のために近所の友とマージャン、夜9時には就寝。
日々淡々と過ごすゆったりとした時間の流れ・・・
オリンピックに向けて都市化が進み、立ち退きを命じられている北京の一角に住みながら、
凛とした立ち居振る舞い、
時代のズレから生まれる可笑しみ、
チンさんの静かな存在感が、私の胸にせまってきました!
上質の映画です!
12歳から見習いとして働き始めた理髪師としての81年の道のり。
演じているのは、俳優ではなく、素人の本人です!
いつか訪れる自分の最期に向けて準備する様子はユーモラスで、その老境の豊かさに胸がいっぱいになります!!
かくありたいと思えども・・・
では1首 ★いつの日か かくありたしと思えども ゴウツク婆の 行く手には壁!
ホッホー駄作
by hohho-biny
| 2008-02-22 07:22
| 映画時間