サムス島のエネルギー
2012年 06月 29日
デンマークのサムス島は、首都コペンハーゲンから100キロほどの所にある人口約4000人の小さな島です。
15年前、この島で使うエネルギーの全てを自分たちで作り出す計画が始まりました。
「自然エネルギーで、全ての電気を!」という大きな夢のプロジェクトです。
実話を元に描かれた小さな島の住民たちの取組みの物語です。
風車による電力、太陽の光、農業廃棄物を燃やして得る熱などの自然エネルギーによって、島の人々が使う電力と暖房用の熱の全てをまかなう取組みに成功したのです。
火力発電所で石炭や石油、天然ガスを燃やせば、地球温暖化の原因の二酸化炭素が大量に出るし、原子力に頼れば処理できない放射性廃棄物が大量に出る。
そういうものには頼りたくない。
「いくら使ってもなくならない自前のエネルギー源を持とう」という素晴らしい夢の実現!!
脱化石燃料、脱原発へのヒントが描かれています。
さて、ホッホーのささやかな省エネは・・・
マイカーは持たず、電車・バス・自転車を利用
自分の足で歩く
日の出と共に早起き
扇風機はないので、自然風と団扇
ファンヒーターはないので、湯たんぽ
2012年2月20日 福音館