漫画に学ぶ
2012年 05月 11日
3.11震災・原発事故後、萩尾望都が月刊flowersに発表して話題になった漫画です。
読みたいと思っていたら、作品集になって出たので、早速購入。
<作者の言葉>
「あの日」から、私は胸のざわめきが止まらなくなった。
今は、きれいで美しいものは描けないと思った。
ずっとザワザワしていた気持ちが、これを描き終った時、ちょっと静かになりました。
放射性物質と人間の関係を鋭く描いて静かに告発しています。
漫画を通して読者に原発と現代の繁栄を考えさせる資料になっています!
さすが萩尾望都だなあと思いました。
<収録作品>
なのはな・・・原発事故後のフクシマで生きる少女がある日、夢で巡り会ったのは・・・
プルート夫人・・・プルトニウムは絶世の美女。その美しさに魅入られた人々の運命は・・・?
雨の夜 ウラノス伯爵・・・その男の正体はウラン。その甘いマスクと言葉に抗えば抗うほど・・・
サロメ20××・・・人気絶頂の踊り子・サロメが、突然地下深く囚われの身となるが・・・?
なのはなー幻想「銀河鉄道の夜」・・・少女を乗せたジョバンニ線が、カンパネルラ駅へ向けて発車するーー
by hohho-biny
| 2012-05-11 07:56
| ホッホー文庫