ゴヤのフクロウを観た
2012年 01月 15日
ホッホー文庫に国立西洋美術館所蔵のゴヤの版画集があります。
2001年1月初版、二玄社
この中の4点にフクロウが脇役として登場します♪
この本物を観たいと思っていました。
国立西洋美術館に40年ぶりにゴヤの
<着衣のマハ>が来日しているので、
観に出かけました。
観たかったフクロウが2点展示されていました。
左上の版画 ”理性の眠りは怪物を生む”
机にうつ伏せになっているゴヤの周りに、コウモリ、フクロウ、ヤマネコなど闇に生きる動物たち
左側のフクロウは、ペンホルダーを差し出してゴヤに制作を促しているらしい。
ゴヤ(1746~1828)は、主席皇帝画家の時代には貴族らの肖像画を描きましたが、戦争の動乱に巻き込まれて以降は、スペインの悲惨な現実や闇、不条理な幻想世界を描きました。
版画の作品は、思ったより小さくて細かいので、眼が疲れてしまいました!