この世界の片隅に
2011年 08月 06日
今年は、3月の原発事故による放射能の不安の中にいる毎日。
原子力の軍事利用と平和利用の技術革新を手にした人間の思い上がりが生んだ惨禍。
ホッホーは、戦争を体験していませんが、唯一の被爆国となった日本に生まれた者として、原爆を意識し、記憶に留めておきたいと思うのです。
昨夜、日本テレビで終戦記念特別企画を観ました。
「この世界の片隅に・文化庁メディア芸術祭優秀賞原作~私を見つけてくれてありがとう 戦火の広島、瀬戸内を舞台に、初恋、結婚家族の絆・・・新妻の日常と小さな幸福を描いた愛の物語」という長ーいタイトルでした。
このドラマの原作は、こうの史代のこのマンガ3冊です。
ホッホーは、2009年に見つけて読みました。
この作者は、映画にもなった「夕凪の街 桜の国」の作者でもあり、ホッホーは注目しています。
このマンガは、2010年にTHE BEST MANGA 2010のグランプリに輝きました。
静かな語り口で、「記憶」 「生」 「記録」を見事に表現している秀作です。
原爆記念日の今日、ホッホーはもう一度再読しようと思います。
戦争を記憶に留めておくには、さまざまな方法があります。
何かのきっかけを見つけたい方は、気ままにホッホー便(このブログ)の過去の8月6日を検索してみて下さい。