明日の神話
2009年 04月 24日
横30m、縦5.5mの
このバカデカイ絵は
凄い迫力で通行人に語りかけていました!!!
岡本太郎(1911~1996)の作品「明日の神話」
渋谷駅のJR線と京王井の頭線の連絡通路にあります。
通行人30万人といわれるこの通路で何人がこの絵を見上げて行き交うのでしょうか?
2008年11月18日、ここに永久設置。
1968~69年にかけてメキシコの新設ホテルのために岡本太郎が描いたものですが、経営不振となりずーっと倉庫で眠っていたものが、帰国し修復を経てこの地に公開されました。
「だれもがいつでも見られる」
太郎の芸術
芸術は爆発だぁ~
原爆の炸裂する瞬間!
燃え上がる骸骨!!
炎を吹き上げながら行列している亡者
第五福竜丸は死の灰を浴びながら鯨を引っ張っています。
悲惨な体験を乗り越え、再生する人々のたくましさを描いたとも言われます。
私には、岡本太郎の平和への祈りが聞こえてくるようでした。
ピカソのゲルニカに通じる思いが伝わってくるようでした。